「自分が本当にやりたいことを仕事にしたい」
「でも『自分が本当にやりたいこと』がまだ見つかってない」

という人は今の時代非常に多いです。

そんな思いを抱えながら日々を過ごしていると、周囲に対して特に不満がなくとも少しずつストレスを蓄積させてしまいます。

この記事ではなんとなくのストレスを抱えながら生きている人が、自分らしく生きるためのヒントを紹介します。

人間はどうしても他人の目を気にしてしまうもの

他人の目を気にしすぎてしまうと、

「本当はやりたいことがあるんだけどできずにいる」

という状況に陥ってしまうものです。

人間は人とのつながりの中で生きているものなので、ある程度は他人の目を気にするべきではあるのですが、行き過ぎるのももちろんよくありません。

難しいことではありますが、適度に気にしながら・無視しながら生きるのが正解です。

自分が本当にやりたいことができないままでいる。
そもそも自分が何を本当にやりたいと思っているのかが分からない。

このような状況は周囲の人の目を気にしすぎることによって生まれます。

もしこのような状況に陥っているのであれば、それは「周囲の目を気にしすぎている」というサイン。

一度自分を解放してあげることを考えてみましょう。

常に周囲の目を気にしている人が一番言えない言葉

いつも無理をして周りの人に合わせている人は「人から『かっこいい人』と思われたい」という欲をこじらせている人でもあります。

生き苦しさから自分を解放するには「人から『かっこいい人』と思われたい」という執着を手放さなければなりません。

実は「かっこいい人」に執着している人が一番言えないセリフが存在します。

それは、

「金のために働いてる」

です。

世の中には世のため人のためを目標に掲げ、それを実践し、大きな成果を出した人がたくさんいます。

特に現代ではそうした人のドラマをリアルタイムで垣間見ることも簡単にできます。

一方で子供の頃に触れる昔話には「意地悪な金持ちと心優しい貧乏人」といった題材がたくさんあります。

子供の頃にそうした物語に触れた上で大きな社会貢献を成し遂げた人たちを見た結果、「金のために働いている」と言うことが恥ずかしくなってしまったという人も多いのではないでしょうか?

一度はっきりと言い切ってみる

自分らしく生きるためには、必要以上にかっこつけるのをやめ、他人の目を気にするのをやめなければなりません。

生き苦しさから自分を解放するためにもまずは鏡の前で、

「金のために働いてる」

と多くの人が言えずにいるセリフを言い切ってみることをおすすめします。

ここで重要なのは、変に丁寧に言おうとしないこと。

丁寧に表現するために「お金」と言ったり、「働いています」と言うのはやめて、ヤクザの組長を演じる気持ちで「金のために働いてる」と言ってみる。

誰かと一緒でなくてもいいです。

むしろ自分一人で鏡の前に立って思いっきり言ってみてください。

「越後屋お主も悪よのぉ」

鏡に映った自分がそう言ってくるのが聞こえたら、普段被っているかっこつけの仮面が一つ脱げたサインです。

他にもあるかっこつけのセリフ

「金のために働いてる」

以外にも普段かっこつけるために言っているセリフはたくさんあります。

「誰かのため」は一番分かりやすいものの一つです。

他にも例えば、

  • いつまでもチャレンジ精神を大切にしたい。
  • 人生一度きり。だから後悔しないように今を生きよう。
  • 頑張ってる人は応援したくなります。
  • 人から「ありがとう」と言われるのが一番の幸せ。
  • 人からの善意には必ず感謝するようにしています。
  • 今は自分に正直に生きるよう心がけています。
  • 他人の目を気にするのをやめて、今は自分らしく生きられるようになりました。
  • 路傍に咲いた花・朽ちていく花にも美しさはある。

などがあげられます。

これらのセリフそのものが間違っているわけではありません。

しかし、これらのセリフを言う時ほど自分自身が見えなくなってしまうことは非常に多いです。

繰り返しますが絶対に言ってはいけないセリフというわけではありません。

このセリフを言ったからといって、他人に対して嘘をついたことにはなりません。

しかしこうしたセリフを言った日の夜は、一度ここ数日間に自分が自分についた嘘について振り返ってみることをおすすめします。

ありのままの自分を受け入れると楽になれる

自分に嘘をついて生き続けると、自分でも気づかないままストレスをためこんでしまいます。

生き苦しさから自分を解放するためにも、ありのままの自分を受け入れることは非常に重要です。

他人の目を気にしすぎ、自分に嘘をついて生きてきた人は、誰も見ていない鏡の前でたった一人立っている時でさえ自分の中にある醜い本音が言えなくなってしまいます。

せめてたった一人で鏡の前に立っている時くらい、本気で怒ったり泣いたりできるようになるとありのままの自分を受け入れられるようになります。

まとめ

  • 金のために働いてる。
  • 人から「ありがとう」と言われるのが一番の幸せ。
  • 人からの善意には必ず感謝するようにしています。

私も若い頃はこの3つは特に一人で過ごしている時さえ言えませんでした。

それでもとりあえず今は一人で鏡の前で「うるせぇわボケ!」と笑い飛ばしながら言えるようにはなりました。

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