「なんの変化もない日々の生活になんとなく嫌気がさしているものの、自分が本当にやりたいことがなんなのかも分からない」
そんな悩みを抱えている人は、今の時代非常に多いです。こうした悩みはすぐに大きなトラブルに結びつくことはありませんが、長い間放っておくと大事に至る恐れもあります。
もやもやとした不幸感は日々の生活の中で少しずつ癒していきましょう。
この記事ではそんな不幸感を解消し、自分が本当にやりたいことを見つけるためのコツを紹介します。
日々の生活で自分自身に目を向けてみる

もやもやとした不幸感の原因は長い間自分自身のことをないがしろにしてきたために生まれるものです。
そんな不幸感を解消し、自分らしさを取り戻すためには、自分自身に目を向ける時間を過ごす習慣が必要になってきます。
1.のんびりお風呂に入ってみる
温かいお風呂をのんびりと楽しむ時間は、自分の体を労わり、癒すのにうってつけです。
週に1回でもいいので、まずはじっくりと体が温まっていく感覚を楽しんでみましょう。
2.SNSを切る
ただぼんやりとSNSを見ているとどうしても見たくないネガティブな情報まで取り入れてしまいます。
そして例えネガティブな感情を抱いていなかったとしても、「SNSを見ている時間=他人と過ごしている時間」です。
SNSを見ない時間を決めるだけで、自分一人の時間が増えます。
3.断捨離・掃除をしてみる
いらないものを捨てたり、掃除をすることで、気分がすっきりするだけでなくずっと隠れていた本当の自分が少しずつ見えるようになります。
この記事の続きを読むのを止め、今から5分だけいらないものを捨ててみるというのもおすすめです。
4.読書を楽しんでみる
相手に簡単に自分からのリアクションを送れるSNSは他人と過ごす時間であるのに対し、読書は相手にリアクションを送るのに少し手間がかかります。
そのため読書は他人のことを気づかうことなく自分一人の時間を楽むにはもってこいです。
5.「本当に今苦しんでる?」と自分に問いかけてみるのも大事
本当の自分を見失ったために生まれるもやもやした不幸感に浸っている時、実は自分の周りには不幸の原因がないということがほとんどです。
もやもやとした不幸感やネガティブな感情を味わうと同時に、「本当に私は不幸なのだろうか?」と自分自身に問いかけてみましょう。
問いかけた結果、自分がすでに持っているものに目を向けられるようになるかもしれません。
やりたいことはたまった水があふれる瞬間に見つかるもの

「自分が本当にやりたいこと」や「自分らしさ」は、日々の生活の中で少しずつ蓄積するあらゆる感情によって見つかるもの。
そのためポジティブなものもネガティブなものも、自分の中にわきおこる感情をしっかりと味わうことで、「自分が本当にやりたいこと」は見つかります。
一滴一滴ずつたまっていた水が、ある瞬間に溢れ出す。
「自分が本当にやりたいこと」が見つかる瞬間はそういうものです。
逆に言えば「一滴一滴がたまっていく時間」が必要ということ。
その時間をじっくりと味わえるかどうかが、不幸感から抜け出し「自分が本当にやりたいこと」を見つけられるかどうかの鍵になります。
嫌な感情もゆっくりと味わう

ネガティブな感情を抱くこと自体に問題があるわけではありません。
その表現方法を間違えるとトラブルになることがあるだけです。
変にかっこつけてようとしてネガティブな感情を押し殺し続けていると、どんどん自分を見失ってしまいます。
ネガティブな感情があったとしてもそれを押し殺すのではなく、一人で静かに味わうことが、自分らしく生きる上では重要です。
感情の表現方法は経験とともに修得していくもの。
しかしそもそもの自分の感情を正確に把握していなければ、スキルを身につけていたとしても正しく表現することなど不可能です。
そして正しく表現することができなければ、当然他人に自分の感情を理解してもらえなくなります。
一人で自分の感情を味わう時間くらいは、変にかっこつけるのではなくじっくりとネガティブな感情を味わいましょう。
まとめ
「自分が本当にやりたいことが見つからない」
「自分らしく生きられなくて苦しい」
そんな不幸感は、自分の中のあらゆる感情をないがしろにしてきた結果生まれるものです。
特にネガティブな感情は「かっこわるい」という理由で蔑ろにしがちになります。
ポジティブなものもネガティブなものも、少しずつしっかりと味わうことでもやもやとした不幸感から自分を解放し、自分らしく生きるための道が切り拓かれるでしょう。