「話題にはなってるけど、電子書籍って実際どうなんだろう?」
と疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか?
電子書籍にはさまざまなメリットがある反面、デメリットももちろんあります。
この記事では電子書籍を使うことのデメリットを5つ紹介します。
メリットについてはこちらの記事をご覧ください。
1.目が疲れやすくなる

長時間タブレットを見続けることになるので、電子書籍で読書をしていると目が疲れやすくなる恐れがあります。
画面の明るさや文字の大きさ、行間などを調整して目が疲れるのを防ぐ工夫が必要です。
また、読書に特化したタブレットも数多く存在するので、そうしたものを使うことで目に負担がかかるのを防げます。
2.読書に集中できない

特にインターネットに接続したタブレットの場合、読書をしている最中にもさまざまな通知が届きます。
そうした通知が届くたびに集中力が削がれるため、電子書籍はなかなか読書に集中できません。
今日日「タブレットがインターネットに接続されていない状態」というのは非常に珍しいのではないでしょうか?
簡単な操作で接続を切るだけの話ですが、それが意外と難しい……とは電子書籍愛用歴10年以上の私でも感じています。
さらに電子書籍ストアの中には広告DMを送ってくるものがほとんどです。
おもしろそうな本の広告を受け取るとどうしても「こっちも読んでみようかな」という気持ちになってしまいます。
こうしてあれこれ目移りしてしまった結果、1冊の本を集中して読めなくなってしまうのです。
3.コンテンツの貸し借りができない

電子書籍ストアにもよりますが、基本的に電子書籍は紙の本のようにコンテンツの貸し借りができません。
コンテンツのコピーの悪用といった不正を防止するために、販売元のストアが貸し借りに制限を設けているのです。
リアルの場で他の人と楽しみを共有したいという人には電子書籍は向いていないかもしれません。
4.サービスが終了すると読めなくなることがある

盗用などのトラブルを防ぐため、電子書籍は販売元がコンテンツのファイルを管理していることも多いです。
そのためコンテンツの配信サービスが終了すると購入したコンテンツでも閲覧できなくなる可能性があります。
イメージとしてはソフトを持っていてもハードの販売・製造が終了してしまうとソフトが使えなくなるゲーム機に近いです。
電子書籍は「コンテンツを所有する」というよりも「今この時間で消費できるコンテンツを消費する」もの。
コンテンツの購入はスマホゲームに課金するのと同じだと割り切れるかどうかが重要になってきます。
5.知識・見識が広がらない

「知識・見識を広げるために読書をしよう」
と思っている人は多いのではないでしょうか?
しかし実際に知識・見識を広げるための読書をするのであれば、幅広いジャンルの本を読まなければなりません。
上記でも触れたように電子書籍は販売元から広告が送られてくることがほとんどです。
こうした広告は購入履歴などを参考に「あなたにおすすめ」という形で送られてきます。
従って案内されるコンテンツは基本的に過去に触れてきたコンテンツと似たものばかりになりがちです。
そのため電子書籍は気がつかないうちに「リアルな本屋さんでいつも同じ棚に行く」以上に同じようなコンテンツばかりを読み漁ってしまいます。
まとめ
電子書籍にはメリットもありますが、もちろんデメリットも存在します。
メリット・デメリットの両方を理解した上で賢く利用していきましょう。