電子書籍の出版には、自分が作成したコンテンツを販売できるSNSとはまた異なる魅力があります。

そのため電子書籍出版は執筆活動をしたい人だけでなく、金融やメイク、モデル・タレントなど幅広い業界で活躍する人にもおすすめです。

この記事では電子書籍の個人出版歴8年の私が電子書籍の個人出版の魅力を紹介します。

初期投資0円で始められる

電子書籍の個人出版ができるサービスはたくさんありますが、初期費用が0円で始められるものも少なくありません。

Amazonや楽天Koboなど大手の電子書籍ストアでも無料で出版できます。

なぜ無料でできるのかというと、販売価格から利用手数料などを差し引いた金額がロイヤリティとして受け取れる仕組みになっているためです。

これは「利用料金は後払い」と言い換えることもできるシステムであるため、販売価格が満額入ってくるわけではありません。

しかし初期投資0円、リスクも0で始められるだけでなく、低コストで続けられるというのは電子書籍の最大の魅力です。

在庫管理コストも0円

もし紙の本を出版した場合、倉庫などに保管する必要があります。

保管する場所を確保するコストだけでなく、商品の劣化を防ぐための工夫もしなければなりません。

しかしインターネット上でコンテンツを販売する電子書籍は、紙の本とは異なりこのような在庫管理コストがかかりません。

コンテンツのファイルをアップロードしてダウンロードされるのを待つだけなので、あらゆるコストを削減した上で販売できます。

過去作品でも読まれる

ブログやSNSでは最新の投稿しか見てもらえませんが、電子書籍は過去作品でも読まれることがあります。

もちろん最も売上が伸びるタイミングは出版直後ではあります。

しかし電子書籍の場合は何年も前に出版したものが今も売れるということが珍しくありません。

そのため時事ネタではない、時間が経過していても価値が減ることがないようなコンテンツは電子書籍で出版した方がいいこともあります。

時事ネタや近況に関するものはSNSなどで販売し、時間をおいていても価値があるコンテンツは電子書籍で販売することをおすすめします。

出版から時間が経っていてもバズることがある

過去作品でも読まれるということは、出版から時間が経っていても突然バズることもあるということです。

出版直後はほとんど売れなかった作品が、何年か後に世間から注目を集めることが電子書籍市場ではSNSよりも頻繁にあります。

例えば何年も前に出版されたマイナー競技についての作品が、オリンピックでの日本人選手の活躍によって脚光を浴びるようになる……といったことです。

SNSなどを見るよりも一手間かかる電子書籍は、出版直後のバズを狙うというよりも種を蒔くかのような側面があります。

自分らしい表現を貫ける

出版社から出版する商業出版とは異なり、専用のプラットフォームに自分で用意したコンテンツをアップロードすることでコンテンツを販売する個人出版は、自分らしい表現を貫きたい人におすすめです。

出版社も会社であるため、どうしても売れるかどうかを判断し、売れるための工夫をせざるをえません。

そのため自分らしい表現を貫けなくなることもあります。

しかし間に利害関係者がいない、あらゆるコスト・リスクが0の個人出版であれば、売れる・売れないを度外視した表現を貫くことができます。

売れる・売れないにこだわらず、自分らしい表現を貫きたいという人は個人出版に挑戦してみましょう。

自分の収入源を増やすことができる

「自分で作ったコンテンツを簡単に初期投資0円で低コストで販売できる」……ということは、単純に収入源を増やすということでもあります。

例えば金融業界で講師をしている人が電子書籍出版をすれば、講師業以外の収入源が増えるということです。

日々のブログやSNS投稿の延長として、電子書籍出版を取り入れてみてはいかがでしょうか?

まとめ

執筆活動をしている人だけでなく、副業や幅広い業種・業界で活躍する人にとっても電子書籍出版は非常に便利です。

低コストで簡単に始められるので、表現したい人や収入源を増やしたい人は気軽に出版してみましょう。

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