出版社などではなく個人が電子書籍を出版することを「個人出版」と呼びます。

紙の本を出版・販売するのにはさまざまなハードルがある一方で、個人出版はインターネット上にコンテンツをアップロードするだけでできるので、

「自作の小説をたくさんの人に読んでもらいたい」

という人だけでなく、

「普段のSNS・ブログの延長として収入源を確保したい」

という人にもおすすめです。

この記事では電子書籍の個人出版とは具体的にどんなものなのかや、商業出版との違い、個人出版のメリットについて紹介します。

電子書籍の個人出版とは

電子書籍の個人出版とは、個人が作成したコンテンツをインターネット上で電子書籍という形で個人が出版・販売することを指します。

ブログやSNSを更新するのに近い感覚で出版できるというのが最大の魅力で、コンテンツを用意さえできれば誰にでもできます。

逆に出版社などを介している出版のことを「商業出版」と呼びます。

一般的な書店に並んでいる書籍のほとんどが商業出版された書籍で、出版にかかる編集・印刷・流通などの費用を出版社が負担するのが特徴です。

そのため個人出版は「自費出版」「同人誌出版」に非常に近い出版形態とも言えます。

商業出版との違い

出版社側が制作・出版・流通・販売にかかるコストを負担する商業出版とは異なり、個人出版は自分の意思次第で制作・出版・流通・販売が可能です。

1つのコンテンツに関わる利害関係者が増えれば当然全ての人が「売れるものを出版しなければ」ということを重視するようになります。

結果、自分が作りたいものが作れなくなってしまう……ということも商業出版の現場では珍しくありません。

しかし全てが自分の意思次第である個人出版であれば、自分の書きたいもの・作りたいものを出版できます。

消費者と著者の間に出版社が入ることで得られるメリットもたくさんあります。

出版社がたくさんの人と膨大な時間をかけて培ってきた流通や販売・販促に関するノウハウは、個人が逆立ちしても勝てるものではありません。

商業出版か個人出版かはメリット・デメリットを考えた上で選択するようにしましょう。

「電子書籍の商業出版」も存在する

「商業出版=紙の本」というイメージを持っている方も多いかと思いますが、必ずしもそうというわけではありません。

電子書籍での商業出版や電子書籍専門の出版社も存在します。

個人出版であれば販売価格に応じたロイヤリティが受け取れるのに対し、電子書籍の商業出版は出版にかかるさまざまなコストを差し引いた額を受け取ることになります。

受け取る金額に限定した話であれば、個人出版の方がお得です。

ただし、商業出版には商業出版の良さもあるので、金額だけでなく自分自身の活動全体を見た上で選択するようにしましょう。

そして中には悪質な出版社も存在するため、電子書籍の商業出版をする際には紙の本と同様出版社の評判等もチェックするようにしましょう。

電子書籍個人出版のメリット

初期投資・在庫管理コスト0

出版そのものにかかる費用が0円という電子書籍ストアもたくさんあります。

そうした電子書籍ストアを活用すれば初期投資0円で電子書籍出版ができます。

「販売価格から利用手数料を差し引いた金額を著者に支払う」というビジネスモデルであるため、初期投資0円だからといって怪しいわけではありません。

また、電子書籍は紙の本とは異なり在庫を管理する手間もかかりません。

過去作品でも売れる

ブログやSNSの投稿の場合、投稿から時間が経つにつれて読まれなくなってしまいます。

何年も前の古い投稿が急にバズる……ということはなかなかありません。

一方で電子書籍は古い作品でも売れることがあります。

出版直後は全く売れなかったとしても、こつこつ続けることで知名度が上がったり、世の中の流行の影響で突然注目を浴びるなどして売り上げが急激に伸びることは珍しくありません。

自分が表現したいものを表現できる

出版社を介して行う商業出版では、どうしても利益を追求するあまり自分が表現したいものが表現できなくなることもあります。

自分の意思次第でできる電子書籍の個人出版は、他人に利益を追求されることなく自分が表現したい世界を自由に表現できます。

まとめ

自分が表現したい世界を自由に表現したいという人に、電子書籍の個人出版はとてもおすすめです。

低コストで続けられるので子供の頃の夢を副業で叶えるといったことも可能です。

コンテンツを用意できさえすれば始められるので、ブログ・SNS投稿の延長というくらいの気持ちで気軽に挑戦してみましょう。

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