
先日、ブライトハートを運営する渡辺愛理さんによるテイストスケール法診断を受けた。
「自分らしいファッションとはどんなものだろう?」
「もっと自分に似合うファッションを楽しみたい」
そんな人にテイストスケール法はおすすめだ。テイストスケール法診断を受けることで、本来の自分が持っている要素を知り、より自分らしいファッションが楽しめるようになる。
この記事では筆者がテイストスケール法を受けた感想を紹介する。
テイストスケール法とは
ファッションにおいて「1つのアイテムと他のアイテムの調和が取れているかどうか」は重要だ。しかし同時に「人とファッションがあっているかどうか」も同じくらい大切になってくる。どんなにアイテム同士の調和が取れていても、着ている本人とあっていなければどこかちぐはぐな印象になってしまう。
テイストスケール法では「人とファッションがあっているか」を重視した上で、その人にあったファッションを提案してもらえる。ファッションの嗜好性を全部で22のタイプに分類し、どこに当てはまるかを見ることで自分にあったファッションを見つけることができるのだ。
実際に診断を受ける際には、さまざまな模様や色がプリントされた布を首に当てていく。しっくりくるものを選ぶことでその人のタイプがどれなのかが分かる。
22タイプの中から自分がどの要素を持っているのかを知ることで、より自分らしいファッションが楽しめるようになる。本来の自分の資質を知り、普段のファッションで活かしたいという人にテイストスケール法による診断はおすすめだ。
テイストスケール法について詳しくはこちら。
テイストスケール法を受けた感想

今回筆者がテイストスケール法を受けるに至った経緯と、実際に受けた感想を以下では紹介する。
今年のミセスコンについて
今年筆者はミセス日本グランプリに挑戦した。結果2次審査で落選してしまい、ステージに立つことができなかった。
挑戦するにあたって周囲から「ミセスコンはまだ早すぎる」と言われることも多かった。そして応募しておきながら、挑戦することにしておきながら、自分でもそれをひしひしと感じる瞬間が何度もあった。
いつもどこか、肩肘を張っている感じがする。
その雰囲気を「血気盛ん」と呼び、「若さ」というのかもしれない。それはそれで悪いことではないが、「年齢を重ねた美しさ」を競うミセスコンにはそぐわない上に「年齢を重ねてもいつまでも血気盛ん」という状態は「落ち着きがない」という印象にもつながりかねない。
弱冠30歳、まだまだ血気盛んな筆者が周囲から「ミセスコンはまだ早い」と言われ、そして2次審査で落選したのもうなずける。
「では、どうするか。筆者がこれから『年齢を重ねた美しさ』を手に入れるためにはどうしたらいいのか」
敗者となった筆者はミセスコン後、当然そのことを考えた。
「自分らしいファッション」を分かっていない

ミセスコンに挑戦するにあたって改めて「自分らしいファッションとは?」と考えることが多かった。そして「これから歳を重ねるにあたって自分はどういうファッションをしていけばいいのか?」ということも何度も考えた。
そこが分からないまま歳を重ねてしまうと、年齢以上に老けた印象になってしまったり、逆に若さに執着した若作りになってしまったり、大阪のおばちゃんスタイルになってしまう恐れがある。
「年齢を重ねた美しさ」を手に入れるためには、やはり本来の自分に似合う、「自分らしいファッション」を見つける必要がある。
その必要性を頭では理解していながらも、具体的にどうしたらいいのか分からなかった。
だから今回は名鉄百貨店でのイベントで、名古屋でテイストスケール法だけでなくパーソナルカラー診断も行うブライトハートを運営する渡辺愛理さんにテイストスケール法で「自分らしいファッション」を教えてもらうことにした。
実際にテイストスケール法を受けた診断結果

渡辺愛理さんに診断してもらった結果、私は以下の要素を持っていることが分かった。
- ソフトエレガント(ふわふわとした女性らしいファッション)
- クリアスポーティー(シュッとした女性らしいファッション)
- ダンディ(重厚感のある男性的なファッション)
※カッコ内は筆者の主観によるざっくりとしたコメントなので、テイストスケール法的には若干ニュアンスが異なることがある。
この3つの要素を一見するとそれぞれが全く別の傾向であるため「結局どういうファッションをしたらいいのか分からない」と思われるかもしれない。しかしこの中に「本来の自分らしいファッション」と「似合ってはいるが本来の自分らしいファッションではないもの」がある。
私にとっては「ソフトエレガント」は筆者本来の要素であり、クリアスポーティーとダンディは「似合ってはいるが本来の要素ではない」とのことだった。
本来の自分に戻るのであればクリアスポーティーやダンディを時と場合によって取り入れながらも、ソフトエレガントのファッションを意識するのがいいのではないか……ということらしい。
筆者自身の女性性

「能世さんがクリアスポーティーやダンディの要素を持っているのは、本来能世さんが持つ女性性への否定感ではないか。本来の自分を受け入れられないから、本来の自分とは真逆の方向に憧れを抱いているのかもしれない」
渡辺愛理さんはそういったことも教えてくれた。
「本来の自分に戻るためにファッションから入るというのも悪くない」
その上で渡辺愛理さんからはそのようなアドバイスをもらった。
筆者は自身の女性性を否定しているということを、ここ最近薄々感じるようになった。
女は弱い。
女はドロドロしている。
女は感情的になる。
女は男から搾取される。
確かに過去には女性らしい美しさを競う大会であるミスコンにも出場し、今年もミセスコンに挑戦した。にもかかわらず、筆者の中にはこうした女性性に対するネガティブな意識が強くあった気がする。
それが最近、「本当はもっと女性らしくありたいと自分は思っているのではないか……」と思う瞬間が増えた。それは結婚をしたからかもしれないし、身の回りで子供を作っている人が増えたからかもしれない。
ただ、「肩肘張っていることに疲れた」ということははっきり言える。「疲れた〜」とため息をつく時、同時に「もっと女性らしい柔らかな自分に戻りたい」と思っていることに最近気づくことが多かった。
確かに女であることは弱くてドロドロしていて、感情的になって、その上男から搾取されるのかもしれない。実際そういった要素で苦しんだことは何度もあった。しかし最近の筆者はそのようなネガティブな見方で女性性を解釈するのではなく、「もっとポジティブな見方をして、自分の女性性を受け入れていきたい」と思っている。
今回テイストスケール法を受けて「本来の自分にあうファッションはソフトエレガント」という結果を聞いて、ほっとすると同時にこれからの道筋も見えた気がした。
まとめ
自分の持つ要素を知ることで、自分らしいファッションをより楽しめるようになる。本来の自分がどういうタイプなのかを教えてくれるテイストスケール法は、もっと自分らしいファッションを楽しみたいという人に、そして本来の自分に戻りたいという人におすすめの診断だ。
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