引き寄せの法則を学んでから、望んだものを引き寄せようとするものの、なかなか引き寄せられずに悩んでいる人は少なくない。

「本当に引き寄せの法則なんてあるの?」

思うようにいかないため、ついついそのように考えてしまいがちだ。

しかし引き寄せの法則は本当の話であり、人は欲しいものを引き寄せることができる。思うように引き寄せられないことには明確な原因があるのだ。

この記事では引き寄せの法則を実践しながらも、なかなか引き寄せられないと悩んでいる人のために、引き寄せの法則がうまく使えない原因とその対処法について解説する。

引き寄せの法則がうまくいかない原因

まずは引き寄せの法則がうまくいかない場合の原因を紹介する。

願望を具体的に思い描けていない

強く願っていたとしても、その願望の内容が具体的ではないという人は実は多い。

「素敵な人と結婚したい」

膨大なエネルギーを使って例えばこのように願っていても、相手がどれくらいの年齢で、どのような仕事をしていて、結婚した後にはどのような生活をしているのか……といったことをイメージしていない。だから引き寄せの法則をうまく使えずに行き詰まってしまうのだ。

引き寄せの法則を使う際にはできるだけ願望の内容を具体的に思い浮かべるようにしよう。

「引き寄せるまでには時間がかかる」ということを理解していない

残念ながら引き寄せの法則は、

「願ったらその直後に目の前に欲しかったものが現れた」

といった類のものではない。引き寄せたいと思ったものと同じ波動を自分が発することで、対象となるものを引き寄せるのが本来の引き寄せの法則だ。

地上5mの高さからりんごを落とすのをイメージしてほしい。5mの高さのところでりんごを手放したとしても、りんごが地表に瞬間移動するわけではない。りんごは手放された瞬間から相応の時間をかけて地表に着地する。

同じことが引き寄せの法則でも言える。人は望んだものを引き寄せることができるが、相応の時間がかかるということを忘れないようにしよう。

執着してしまっている

物事に執着してしまうと、ネガティブな気持ちになってしまう。ネガティブな気持ちになると、願望の内容とは異なる波動を発してしまうため、どんなに願っても求めるものを引き寄せられないという結果になってしまうのだ。

「忘れた頃に欲しかったものが引き寄せられる」

ということもよく言われているが、これも執着が関係している。これは「忘れる=執着を手放したこと」によって求めるものと波動を合わせることができ、引き寄せの法則に成功できるという意味だ。

本当に叶えたい願望がある場合は、執着を手放すように意識しよう。

うまく引き寄せの法則を使うために

関連書籍を何度も読み、しっかりと引き寄せの法則について勉強したはずなのにうまく引き寄せの法則が使えないという人は以下の対処法を試してみよう。

願望が叶ったときの感覚を想像して味わってみる

「今その願望が叶っていないから私は引き寄せようと思って願っているんだ」

と言う人もいるかもしれないが、引き寄せの法則をうまく使うためには今この時に「願望が叶った後の感覚」を味わう必要がある。そうすることによって自分が発する波動が願望の対象と同じになり、願望の実現を引き寄せられるようになるためだ。

願望の内容を具体的に思い浮かべれば浮かべるほど、願望が叶ったときの感覚を味わうことができるようになる。

願いが叶った後のことを、

  • 頭の中で映像として想像ができる
  • 小説や脚本として書くことができる

といったことができるレベルまで具体的に想像できると、自ずと願望が叶ったときの感覚も味わえるようになる。

直感を信じてみる

欲しいものや現実を引き寄せるためには、日頃からそれに関する宇宙からの合図をキャッチしなければならない。宇宙からの合図をキャッチするために、直感を大切にするようにしよう。

直感を研ぎ澄まし、直感に従って生きるようにすると、苦労することなく引き寄せたいものを引き寄せることができる。

執着を手放す

先述したとおり、執着してしまうとどんなにエネルギーを注いでも欲しい物は引き寄せられない。執着はできるだけ手放すようにしよう。

しかし執着は手放そうとすると逆に執着してしまうという側面がある。

どうしても執着してしまうという場合は、執着してしまう自分自身を許すようにしよう。

一歩ひいたところから執着している自分を眺め、

「あーまた執着しちゃってるな。まあ仕方がないよね。人間だもの」

と思うようにすると、執着を手放せるようになる。

まとめ

人は引き寄せの法則を使うことで、自分の望んだものや現実を引き寄せることができる。しかし引き寄せの法則は使い方を誤ってしまうと望んだ結果が得られず苦しんでしまうものでもある。現在「うまくいかない」と悩んでいる人は、ここで紹介した原因と対処法を参考にしながら改善してみよう。

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