
引き寄せの法則を使い、願いを叶える際、執着は大敵となる。執着があると願望の対象とは逆のネガティブな波動を発してしまうため、対象となるものが引き寄せられなくなってしまうためだ。
執着はできるだけ手放すようにしよう。
この記事では執着を手放すコツを紹介する。
部屋を掃除する

散らかった部屋の中にいると気持ちも悪い影響を受けてしまう。執着を手放し、引き寄せの法則をうまく使うためにも部屋の掃除をしてみよう。すっきりと片付いた部屋の中にいると、気持ちが落ち着くのも実感できる。
過去には役立ったものでも今の自分には必要ないものはたくさんある。こうしたものを放置したままにしておくと、どうしても視界に入ってしまう。視界に入っても意識していないつもりでも、人はこうしたものたちから気持ちの上で影響を受けてしまう。
「捨てずに残しておいても不便さを感じていないから、捨てていない」
そういったものであっても気がつかないうちに執着を生んでしまうのだ。
願いを叶えるために執着を手放したいのであれば、部屋や職場の周りを掃除してみよう。不要なものを捨て、必要なものを整理することで、あらゆるものやことへの執着を手放せるようになる。
体の中の違和感をじっくり感じてみる

物事や願望に執着してしまっている時、体に違和感となって現れることがある。執着を手放したい人はその体に現れた違和感をじっくりと感じてみよう。
「体に不調はないから大丈夫」
と思っている人が一番危険だ。執着による違和感は直接病気や不調につながることはない。だからこそ気がつかないうちに執着を強めてしまうのだ。
一度時間をとってゆっくりとリラックスしてみよう。深呼吸をし、自分の体に意識を向ける。すると体の中で違和感を感じる部分が次第にはっきりと姿を現すようになる。
人それぞれ違和感の現れ方は異なる。
- もやもやする
- ぎゅっと絞められている感じがする
- しくしく痛む
- 何かがつっぱっている
などなどさまざまだ。
こうした違和感をじっくりと感じてみよう。
また、感じたらその場所に手を当ててみるのもおすすめだ。よりはっきりと執着による違和感を感じられるようになる。
傷ついた自分の気持ちを許す

願望が執着に変わってしまっている場合、自分自身が傷ついている可能性も高い。心が傷ついたまま願望を叶えようとするために、執着を抱いてしまうのだ。
傷ついた自分の気持ちを許し、癒すことで執着を手放すことはできる。引き寄せの法則を使おうとする時に執着してしまう人は、自分の心のケアをするようにしよう。
「大丈夫だよ」
「ありがとう」
「ごめんね」
などの言葉を自分にかけてあげるのも効果的だ。他にもいい香りのする入浴剤を使ってバスタイムを使ったり、ハーブティーなど刺激の少ない飲み物を楽しむのも高い効果が期待できる。
ただし、美味しいものを食べるときだけは注意が必要だ。美味しいものは自分の気持ちを癒してくれるが、暴飲暴食はもちろん体にとって毒になる。特に甘いものを食べる時には注意するようにしよう。
あえてとことん執着してみる

願いを叶えるために執着を手放すことは大切なことだ。だからといって執着を手放すことに執着してはいけない。
「執着を手放さないといけないのにうまく手放せない!」
「こんなにネガティブな気持ちでいたらいけないのに!」
引き寄せの法則を実践しようとしている人の中にはこのような悩みにおちいってしまう人もいる。しかしこれでは苦しくなってしまうだけで、逆に執着を手放すことが難しい。
どうしても執着してしまう人は、逆にとことん執着してみよう。
深く潜れば潜るほど、気がついたら浮かんでいた……ということが執着にはよくある。
「また執着してる。まぁいっか」
そう思うことで逆に執着が消えていくのだ。
どうしても執着が手放せない人は、逆にとことん執着してみよう。
執着を手放すために時間が必要になることもある

執着は物をゴミ箱に捨てるように捨てられるものではないということを覚えておくと、執着とうまく付き合えるようになる。相応の時間が執着を手放すためには必要なのだ。
「また執着してしまっているけど、そう簡単に捨てられるものじゃないから仕方ないか」
すぐに捨てなければならないと思うと、思うように執着を手放せず気持ちが辛くなってしまうが、こう思うようにすると執着してしまう自分を許せるようにもなる。
それなりの時間をかけてゆっくりと味わうくらいの気持ちで向き合った方が、執着をうまく手放せる。
まとめ
引き寄せの法則を使う時には執着を手放さなければならない。執着を抱いたままでは願望の対象に波動を合わせることができず、うまく引き寄せられないのだ。
うまく執着を手放し、願いを実現させよう。