「仕事をしたいけど仕事のためにまとまった時間を確保するのが難しい」

特に出産や育児、介護などをしている女性はそういう悩みに陥りやすい。そういった人は時間の融通がきく仕事を見つける必要があるが、家の外で仕事をする場合なかなか都合のいい仕事は見つからない。

一方自宅でできる仕事の中には外で仕事をする場合よりも自分のペースで働けるものも多い。手が空いたタイミングで仕事をしたい人や自分のペースで働きたい人には在宅ワークもおすすめだ。

この記事では在宅でできる仕事の例を一部紹介した上で、あえて自宅で仕事をする場合のデメリットを紹介する。

自宅でできる仕事の例

まずは自宅でできる仕事の例を紹介する。

ライターなど執筆業

自宅でできる仕事の中で最初に紹介するのはライターなどの執筆業だ。筆者自身がこの仕事をしているから一番説明しやすいためこの仕事を一番最初に紹介する。

慣れるまでの期間は1〜3ヶ月と言われている。試行錯誤した量によって慣れるまでの期間はかなり変動する。慣れればまとまった収入を得ることはできるが、慣れるまではなかなか稼げないというのが執筆業のデメリットだ。

「執筆業」と言われると「才能がある人しかできない」と思われるかもしれない。しかし実は執筆業は仕事内容に慣れれば誰でもできる仕事だ。それこそ時と場合と作業内容によっては工夫すればスマホで仕事をすることもできる。

もちろん執筆業で大成功を収めるためには才能が必要かもしれないが、生活費を稼ぐ程度であれば才能よりも「慣れよう」という意思の方が重要になってくる。逆に言えば「慣れよう」という意思さえあれば生活費を稼ぐことはできるのだ。

データ入力

在宅でできる仕事の中でも特に初心者におすすめなのがデータ入力だ。パソコンやソフトの基本操作ができれば誰でも気軽に始められる。

データ入力の業務内容は、書類やPDFに書かれた情報をエクセルなどに指定されたフォーマットに従って記入するというもの。正確に作業ができるかどうかが重要な仕事になってくる。

ただしデータ入力の仕事は〆切を守れるかどうかが重要になる。これはライターなどの執筆業にも言えることだ。それこそ「仕事に多少のミスがあるが〆切を守る人」と「仕事は正確にこなすが〆切を守らない人」では、前者の方が重宝されるケースも珍しくない。

経理や秘書などの仕事

従来は経理や秘書などの仕事は会社に出社しなければできない仕事というイメージが強かった。しかしここ数年で在宅で経理や秘書の仕事もできるようになり、2020年のコロナ禍によって一気に「在宅経理・秘書」は一般的なものになった。

簿記の資格などを持っている人には特におすすめだ。

ただし経理や秘書の仕事は在宅であっても「8:00〜17:00は勤務時間」などと勤務時間を定め、管理している会社も少なくない。仕事を探す際には勤務条件などを確認するようにしよう。

自宅で仕事をする場合のデメリット

時間の融通がきく、自分のペースで仕事ができるなどのメリットがある在宅ワークだが、もちろんデメリットもある。

一日中家の中で仕事をしていると、家族以外の人と一言も会話をしないということも珍しくない。朝に「いってらっしゃい」と声をかけてから「おかえりなさい」まで一言も発せずに一日を過ごすということも多い。

そういう生活は気楽である反面、孤独感に苛まれることもある。

「外で仕事をしたい」

こう思う理由がお金や自分のスキルアップであればここに紹介した仕事をするのも問題ない。

しかしもし、

「社会とつながりを持ちたい」
「友達が欲しい」

といった理由の場合、在宅ワークをすると逆に苦しくなってしまうかもしれない。

なぜ時間の融通がきく仕事を見つけたいのかを、実際に仕事を探す前に考えることをおすすめする。

まとめ

コロナ禍の影響もあり、現在はここに紹介したもの以外にもたくさんの種類の中から自分にあった仕事を探すこともできる。時間の融通がきく仕事を見つけたいという人は、在宅で仕事をする方法も検討してみよう。

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