コロナ禍によって自宅で仕事をする人が増えたが、普段と異なる環境での作業に慣れず体調を崩す人は多い。テレワークなど自宅で仕事をする際に健康を維持するためには、通勤する時とは異なるポイントを意識する必要がある。

この記事では私が5年間の在宅ワークの中で培ってきた健康維持のポイントを紹介する。

1日1回は外に出る

自宅で仕事をしていると、一歩も家を出ずに一日を終えることも不可能ではない。しかしこれは肉体的にだけでなく精神的にも悪影響を及ぼす。適度な運動をするためにも1日1回は家の外に出るようにしよう。

季節の変化に鈍感になるということは、それだけ社会とのつながりが希薄になったということでもある。

家の中に引きこもっていると風景が変わらない。そのため季節の変化を実感できなくなり、孤独感が募ってくるのだ。

「クリスマスやバレンタインを楽しまなければならない」というルールはもちろんないが、街を歩きながらそういう季節を感じさせてくれるものを目にするだけでもかなり孤独感が和らぐのではないか……と、在宅ワーク歴5年の私は感じている。

むしろ店舗に飾られたバレンタインのポップを見て「バレンタインなんかなくなればいいのに」と思っている方が、何も気づかないよりも健全だと個人的には思う。

どうしてもテレワークは孤独に陥りやすくなってしまう。孤独を解消するためにも1日1回は外出するようにしよう。

買い物に行かなくても、ただ散歩するだけでも効果は得られる。外の気温や風、空の風景を感じるだけでも孤独感はかなり和らぐ。

着替えをする

一歩も家を出ないからといって、寝巻きのまま仕事をすることはあまりおすすめしない。リモートワークをする場合でもなるべく着替えるようにしよう。

着替えることでオン・オフの切替ができるようになる。頭が「おやすみモード」から「仕事モード」に変わるのだ。

在宅ワークでは頭の切替が重要になってくる。変に切替をせずに仕事をしてしまうと、単に仕事に集中できなくなるだけでなく、逆に休憩タイムにリラックスできなくなってしまう。しっかり休めないということは健康にも悪い影響を及ぼす。

自分なりのスイッチの切替方法を用意することはテレワークの際非常に重要になってくる。

着替えは簡単かつ効果的に意識を変えてくれる。それこそ「寝る時は青いジャージだけど、仕事の時は赤いジャージにする」だけの着替えでもいいので着替えをするようにしよう。

いつも以上に積極的に人と会う

「会社での飲み会なんて古い」

と言われている上に、コロナ禍の中では飲み会の開催は難しいかもしれない。

しかし、テレワークだからこそ飲み会は必要なのではないか……と私は思う。

在宅ワークはとにかく孤独との戦いだ。普段あまりさみしさを感じないタイプの人でも耐えがたいほどの孤独感が襲ってくることもある。

会社の人と会いたくなければ友達でもいい。テレワーク期間中は普段よりも積極的に家族以外の人と会うように意識することをおすすめする。

まとめ

自宅で仕事をする場合、健康を維持するためには普段とは異なるポイントを意識する必要がある。この記事ではあくまでも個人的に意識しているポイントを紹介させてもらったが、人それぞれ自分にあったやり方があるので試行錯誤しながら探してみよう。

「どうやったら快適に仕事ができるか」

を試行錯誤しながら探してみるのも意外と楽しいものだ。

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